妊娠中の体の中でも胎盤に注意が必要な理由

妊娠中は自然とお腹が出てきて腹回りも大きくなっていきます。それに合わせて子宮内も発達が進み、子供の成長に繋がっていきます。しかしその際に体への負担も伴ってしまうこととその位置にも注意が必要なことがあります。胎盤は子供の成長や出産を邪魔しないように基本的には上の方に位置しています。しかしなかにはそれ自体が下がってしまい前置胎盤と呼ばれる状態になっているケースもあります。自然に治ることもあれば治療が必要であったり出産時に支障をきたすこともあるため、油断は出来ません。

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前置胎盤とは正常な位置から少し下がってしまっている状態であり子宮口を塞いでいることを指します。出現する時期は人によって異なりますが、妊娠中に発達するなかで出現するケースが多く、定期検診で発見されることが多いです。症状が見つかるとどれくらい下がっているのかを診察します。下がっているから必ずいけない訳ではなく、問題ない範囲内のこともあれば指導にて自宅で対応できることもあります。ここでの指導とは位置をあげるのではなくいかに負担をかけないようにするかです。胎盤が下がっていても子供の成長自体は可能ですが時に大量出血を起こしてしまうこともあります。それは重いものを運んだときや踏ん張ったときなど、体に日常以上の強い力を入れて動いたときです。そのため適切な生活指導を受けて妊娠中の負担を減らし、注意しつつ過ごすことが求められます。指導については先程の通り極力力作業を避けることですがその程度は個人差が大きいです。そのため時には自宅では危険があるため入院が必要になるケースもあります。入院していときは基本的に動いてはいけません。そのためトイレも食事も横になったまま行います。また歩くことも避けて車イスを使用することもあり、最大限の安静の環境下での入院生活となります。出血自体は軽い動きによっても起こってしまうこともあります。もし起こってしまうと胎児への影響も大きく流産の引き金にもなりかねません。また痛みや自覚症状がないケースが多く、油断して動いて出血してしまうということが多いとのデータもあります。そのため注意して対応することが重要となります。

妊娠中は胎児の成長に合わせて母体の変化も大きく出現します。それにともない共に負担をかけてしまうリスクも兼ね備えています。またその一つに前置胎盤があり、小さな油断と注意不足で取り返しのつかないことにもなりかねません。そのためしっかりと診察を受けて医師の指示にそって行動することが大切です。

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