妊娠中に必要な葉酸の摂り方の注意

妊娠というのは、うれしい反面、不安に思うことも多々あるのではないでしょうか。中でも、十分な栄養を摂れているかどうかというのは、母体にも胎児にも影響のあることですから、きちんと知っておきたいものです。特に、妊娠中は一般の成人が必要とする栄養素よりもさらに摂取しなけらばならないものもあります。そこで、妊娠中に必要な栄養素である葉酸の摂り方と、その注意点を解説していきます。

葉酸は、野菜やフルーツに多く含まれている水溶性ビタミンの一つです。ビタミンB群に含まれており、ヒトの体には欠かせないビタミンです。細胞分裂に関わり、造血などにも重要な働きを行っています。
注意していただきたいのが、大変熱に弱いため、茹でる、炒めるなどの加熱調理を行うと、半減してしまう点です。そこで、効率よく摂取するには、生のまま、サラダなどで食べるのが理想的です。スープやお味噌汁に入れた場合は、汁ごと飲むことで摂取することができます。また、スムージーなどでお好みの野菜とフルーツを攪拌させ、飲みやすくしても良いでしょう。
また、他のビタミンともバランス良く摂取することで、互いの効果を高めあうことが期待できます。一つの栄養素を重点的に摂取するのではなく、三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質、そしてビタミン・ミネラルもそれぞれバランスを見ながら摂取するのが理想的と言えるでしょう。

葉酸は、特に妊娠初期に重要なビタミンです。妊娠初期に葉酸が欠乏している状態が続くと、胎児に神経管閉鎖障害という先天性の障害が起こるリスクが上がります。葉酸は細胞分裂に関わる重要なビタミンのため、これが不足してしまうと、神経管が十分に成長せずに閉鎖してしまうのです。神経管閉鎖障害は、歩行や運動に障害が起きたり、知的障害も起こる可能性のあるものですから、必要な栄養素はきちんと摂取しましょう。
また、葉酸を摂取することで、妊娠しやすくなったという報告もあります。子供を授かりたいとお考えの夫婦にはぜひ摂っていただきたいビタミンです。
一日の推奨量は240μgで、これは食事から摂取する分には過剰摂取の心配はほとんどありません。しかし、サプリメントなどで食事とは別に補っている場合は、過剰摂取の副作用も考えられますので、慎重に行いましょう。不安な点は、かかりつけ医に相談するなどして、不安の少ない妊婦生活を送りましょう。

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